もしもバンド活動を続けていたとしたら

僕がバンド活動をしていたのは、高校時代の3年間と高校卒業後の3年間、計6年間です。「このメンバーとならプロとしてやっていける」と信じていたが、結局「自分には向いていない」と諦めてしまった夢です(参考『バンドが解散する理由』)。僕の音楽観に多大な影響をもたらした音楽活動でしたが、もしも今なおバンド活動を続けていたとしたら、どうなっていたでしょう。

まず、「プロとして成功した場合」と「プロになれなかった場合」の2つが想定できますが、前述した通り、僕はバンド・ビジネスに向いていませんでした。よしんばプロとしてデビューしても、長くはもたなかったでしょう。よって、高校を卒業してから12年間、働きながらバンド活動を続けていたと思います。

最も大きな変化は、住まいです。関西へ来たのは音楽講師になる勉強のためだったわけで、バンド活動を続けている限り引っ越すことはなかったでしょう。もちろん、留学もしませんでした。その分、貯金が増えたかと言えば、そうとも言えません。バンド活動の出費が大きいですし、今は当時の倍近く稼いでいます。結婚してから貯金は気にしていない(妻に管理してもらっている)ので、いくら貯まっているか知りませんが、たぶん、当時の貯金額はもう超えているでしょう。



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楽譜も読めませんし、ジャズも叩けなかったと思います。バンド・メンバーがジャズっぽい曲を作ってきたらジャズっぽいドラムを叩いたかもしれませんが、ジャズっぽいどまりになっていたと思います。「誰かに教えを乞う暇があったらバンド活動したい、あるいは、活動資金を稼ぎたい」と考えていたのではないでしょうか。

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