自分探しの旅

自分がわからない」という問題解決、あるいは、「自分の可能性を広げたい」という目標達成のために旅行をすることです。普通の旅行と違い、「バックパック1つでインド旅行」や「自転車で日本1周」など、あえて過酷な条件にしていることが多いです。最大催行人数は1人(2名以上中止)が原則ですが、複数人で自分探しの旅をすることもまれにあります。その場合、自分を見つけた人から順に帰宅するのでしょうか。1人減ったらまた1人補充して、絶えず7人くらいの編成で旅を続ける、なんてバラエティ番組があったら流行りそうな気がします。移動中の会話を撮影するとなると公共機関は使えないので、番組専用の車をチャーターする必要があります。普通の車では画にならないので、ピンク色のワゴンなんていかがでしょう。

前述の問題解決と目標達成に共通して言えるのは、「自分の中にあるであろう未知の領域を知りたい」という欲求です。「〜であろう」と不定になっているのは、「自分の中にある」という確信があっては未知にならないからです。「よくわからないが、そうあってほしい」といった抽象的希望が、自分探しで探すべき自分になるわけです。また、客観的に見て明らかなことであっても、本人(自分)に自覚がない場合は未知の領域になり得ます。



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自分が何者であるか瞑想し、それを追求するのは実に人間らしい行ないと言えます。ただ、それがどうして旅行に繋がるのかは不明です。辺境に触れ、自らに課した試練を乗り越えずとも、自分はここにあります。「旅をしよう」という決断にだって自分らしさがあります。本当に自分を探したいのでしたら、まずは正直に「遊びに行ってきます」と宣言してみてはいかがかでしょう。

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