満員電車を解消する方法

東京都が満員電車を解消するためのキャンペーンを開始するそうです。「都知事が熱を入れたプロジェクト」というのですから、主要事業の地方移転電車利用の免許化といった、かつてない規模の対策を想像したのですが、フタを開けてみれば時間差通勤2階建て車両など、なんら変哲のないアイディアでした。きっと、まだ奥の手があるのでしょう。

そもそも満員電車になる原因は「人口が多すぎること」です。ゆえに、満員電車を解消するためには、人口を減らさなければならないでしょう。満員電車が異常なのではなく、東京という街自体が異常なのです。しかし、都のリーダーを務める都知事が「満員電車を解消したいから東京から出て行け」とは口が裂けても言えません。そのため、満員電車解消プロジェクトには「人口を減らさない」という制約がついていることになります。これは、食べる量を変えずにダイエットするようなものです。

「人口を減らさずに満員電車を解消する方法」で、パッと思いつくのは「東京という領地を広げること」です。埼玉あたりと合併するのが良いのではないでしょうか。埼玉の北の方は誰も住んでいないので、その辺りまで人口が分布するよう、路線を再編成します。山手線の円周を品川〜池袋から品川〜大宮くらいまで広げれば、高麗川あたりがいい感じにベッド・タウンになるのではないでしょうか。ついでに「東京」「埼玉」という名前も改名しましょう。たとえば、古来より日本に伝わる伝説の剣豪から名をとって、「武蔵」なんて名前はどうでしょう。



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あとはもう、出勤せずとも仕事ができる環境を企業が整えるしかありません。オフィス・ワークも会議も全てオンライン化、来店したお客様にはスカイプ対応、セルフレジの導入など、いくらでも手はあるでしょう。笑い話に思えますが、正直、一番現実的で可能性がある策なのではないでしょうか。

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