新聞奨学生の1日

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新聞奨学生とは、新聞配達業務によって奨学金を得ている学生のこと。この奨学金は返済不要であり、別途給料も支払われる。櫻井は専門学校の2年間を新聞奨学生として過ごし、年間90万円くらいの奨学金を得ていた(月収は10万円ほどだった)。基本的には「朝刊を配ってから学校へ行き、夕刊を配った後も学校へ行く」という生活を送っていたのだけれど、今回はもう少し掘り下げて解説していきたい。

朝刊の配達は朝3時に開始するが、その前に新聞へチラシを挟みこんだり、雨の日はビニールがけしたりするなどの事前準備をしなければならない。そのため、起床は2時半になる。平日は6時前に配達が終わるが、チラシの量が多い土曜日は7時前までかかる。休日は、「シフト制で週に1度朝刊が休み」と「日曜日の夕刊がない」を合わせて週休1日という扱いになっているため、実際は週7日勤務である。
朝食は朝刊の後で取るので、だいたい6時か7時ごろ。学校の授業が9時から始まるので、それまで仮眠を取ることもできるが、櫻井の場合は聖書を読んだり、勉強したりしていた。

学校の授業は9時から13時まで。帰って昼食を取った後、夕刊の配達準備をし、14時から配達を開始する。朝刊と違って夕刊にはチラシがないので、準備は新聞を積むだけ、配達も2時間ほどで終わる。ただし、土曜日の折り込みチラシを作る作業が金曜日の夕刊後にあるため、残業になる。集金作業はないため、これで1日の業務は終わりである。
夕刊後に夕食を取り、再び学校へ向かう。18時から21時まで授業を受け、帰ってから風呂に入り、22時に就寝。

ポイントは、「できる限り同じ生活リズムを維持すること」である。途中で仮眠も取らないし、休みの日も遅く起きることはない。授業が無い日も決まった時間に学校へ行くなどして、均一した生活ができるようプランした。ちなみに、夜は寝ずに朝刊後と夕刊後に分割して睡眠をとっている人もいた。自分の体調に合ったスケジュールを見つけられれば、新聞奨学生を続けるのは容易い。

以上。配達所や学校によって多少の違いはあるが、大まかな流れは一緒である。どういった経緯で新聞奨学生になったかは新聞社のインタビューで答えているので、気になる方は参考されたし(参考「朝日新聞奨学生obインタビュー」*外部リンク)。

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