バンドが組めない時

「バンドが組みたいけれど、周りに人がいない」と言う方がいらっしゃいます。僕が住む大阪府には900万近い人が住んでいるため、人がいない、というのはちょっと正確でない気がします。メンバー募集サイトにはバンドの求人が山ほど出ていますし、性別も限定していないため、結婚相手を探すよりは楽なのではないでしょうか。

それでもバンドが組めない人は、バンドに求めるものが多すぎる、あるいは高すぎる可能性があります。自分の力でどうにかできるものなら大いに挑戦すべきですが、バンドは普通、自分以外の他人と一緒に築き上げるものです。自分の願望に納得してもらえる説得するか、ある程度妥協する必要があるでしょう。

バンドに求めるものを端的にまとめると、「誰と」「どんなバンドで」「何をしたいか」です。「上手い人と、かっこいいバンドで、楽しくライブがしたい」という抽象的なものでも構いませんが、感覚的なものは共有しにくいゆえに賛同を得にくいでしょう。もう少し具体的なものだと「友人たちと、オリジナルのロック・バンドで、メジャー・デビューしたい」といった具合です。オリジナル曲を作ったり、デビューしたりするのは自分だけでもできますが、友人たちがそれに賛同してくれるかどうかがネックになります。



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このように、大抵の問題は「誰と」にどれだけ妥協できるかで解決します。しかし、最も妥協できないのが「誰と」であることが多いのです。妥協できないなら説得するしかありません。「自分とバンドを組むことで、あなたにこれだけの利益がありますよ」とプレゼンテーションするわけです。この場合の利益とは、金銭の報酬に限りません。自分が相手にどれほど影響を与えられるか、よく考えてみましょう。

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