以前に『ジャズベかプレベか』で紹介した、エレキベースの『サンダードラゴン』、通称「サンドラ」を買って幾ばくか経ちました。軽いお手伝いのつもりで買ったのですが、今ではギターと同じくらい、弾く機会が多く与えられています。このペースだと、いずれ「ベーシスト櫻井」と誤認されそうです。今後とも「ギタリスト櫻井」としてよろしくお願い申し上げます。
○安かろうは悪かろう?
サンドラはバッカスのジャズ・ベース・タイプ(以下、ジャズベ)で、定価でも2万円を下回るエントリー・モデル、いわば安物の楽器です。安物といっても音は悪くありません。他社のジャズベと比べるとノイズが多いですが、ジャズベに低ノイズを求めるのもどうかと思います。
○購入後の印象
前述のブログでは「プレベよりジャズベがいい」と書いていますが、実は、2基あるシングル・コイルのピックアップを直列配線にして擬似プレベ状態に改造しました。プレベほどブーミーな音でないし、ジャズベらしいクリアさもあって気に入っています。わざわざ改造したのは「もともと配線作業に興味があった」「1ボリュームが扱いやすい」という理由もありますが、なんやかんや、プレベっぽい音が好きなのです。
★オススメ ライブ
○致命的な欠陥
ただ、どうしても我慢ならない点が1つあって、とにかく頻繁にネックが反れまます。僕が買ったものがたまたま粗悪品だった、という可能性もありますが、「もともとエレキベースはネックが反れやすい楽器なのだ」と自分を誤魔化しています。
なまじ良い楽器を知っていると、安い楽器を使った時、不足に目がいってしまいます。気を抜くと、デジマートの5弦PJタイプを検索してしまうわけです。