「楽な道はない」という錯覚

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「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉があります。「経験の浅い段階で味わった苦労は将来役に立つから積極的に苦労せよ」という意味のことわざで、言い換えれば、「苦労すれば成功する確率が高くなる」という意味も含んでいます。この考え方は非常に一般的で、たとえば多くの人に読まれている童話『ウサギとカメ』で最後に勝つのは歩き続けたカメですし、『アリとキリギリス』も最後に笑うのは休まず働いたアリたちです。こういったものを幼少期に触れているせいか、「何かを成すことに楽な道はない」という考え方が世間に広まっています。

しかし、これを「ウサギやキリギリスのように、能力のある者は努力した者に勝てない」や「頑張ったことに価値がある」と拡大解釈している方がいます。しかし、ウサギが負けたのは「走るべき行程を走らずに休んだから」ですし、キリギリスが痛い目を見たのは「来るべき冬に備えなかったから」です。また、カメやアリが優位に立ったのは「ウサギよりも先にゴールしたから」「冬に備えたから」という具体的行動であり、頑張ったかどうかは無関係です。つまり、ウサギやキリギリスも、勝利するための行動をしていればカメやアリよりも優位になれるのです。

では、ウサギやキリギリスが勝った場合、それは「苦労した」と言えるでしょうか。もともとウサギには走る能力がありますし、キリギリスには財産がありました。童話のように「怠ける」という選択をしなかった分、多少は苦労しているかもしれませんが、カメやアリよりも負担は少ないはずです。少なくとも、「買ってまで苦労する」という積極性はありませんし、「頑張った」と言うほどでもないのです。ウサギやキリギリスには、楽な道があるのです。よって、「楽な道はない」は錯覚なのです。



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