音楽の偏差値を調べてみた

こないだクイズ番組を見ていると、「慶應大学の偏差値は70!」と紹介されていました。僕は、この「偏差値」というシステムをよくわかっていません。「数値が高ければ高いほど良い」くらいの理解はありますが、一体何を基準にしているのか検討がつきません。一緒に見ていた妻に訊ねたところ、「70はすごい」と言ったあと、「私のピーク時の偏差値は○○【妻規制】だった」と付け足しておられました。前々から賢い方だとは思っていましたが、まさか慶應生より賢いとは驚きです。

僕は自分の偏差値を気にしたことがありません。そもそも知らないので、出身校であるダブリンシティ大学(旧ニューパーク音楽大学)の偏差値を調べたのですが、どうやら海外の大学には偏差値というシステムがないようです。しかたないので高校で調べたところ、僕の偏差値は38と判明しました。この数値、「倍率が1倍未満」「基本的な読み書きや計算問題ができない」「入試で名前を書いたら合格できる」など、辛辣な言葉が並べられていました。妻は「勉強できないとは聞いていたけど、本当に勉強できないんだね」と絶句していらっしゃいました。



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僕の知る限り、音楽の世界に偏差値はありません。ただ、僕が知らないだけで、本当は存在するかもしれません。そもそも偏差値は、誰がどうやって算出するのでしょうか。調べたところ、「50+(自分の得点-平均点)÷2」で計算できるようようです。「得点」や「平均点」とあることから、何らかのテストが必要であると察せます。仮に、音大の卒業試験としておきましょう。僕は実技科目で首席(70点)をとっています。平均点は定かではありませんが、卒業に必要な点数 が40点なので、だいたい55点ほどでしょうか。これを当てはめると「50+(70-55)÷2」になるので、えっと、70から55を引いて15、それに50を足して65、最後に2で割って32.5。え、やばない?

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