逆カルチャーショック(復習)

最初に受けたショックは、やはり、気温と湿度でした。終始、ぬるま湯の中を泳いでる感じです。じっとしてるだけで、服がびしょびしょになるのが信じられません。夕方5時ごろに到着したのですが、数時間で熱中症になりました。どこへ行っても、店内BGMで、松たか子が「少しも寒くないわ」と歌っていました。「当たり前じゃーい!」と、1人で突っ込んでいます。

帰国の際には、友人に貰った「不法入国者」と書かれたTシャツを着ていました。関西国際空港の税関で、「不法入国なんすか?」と突っ込まれ、「そうっす。それ(パスポート)も偽造っす」と言ったところ、「じゃ、ちぎって捨てときます」と返されました。さすが関西、予想を裏切り、期待を裏切りません。

「日本は、醤油のにおいがする」という話を、よく聞いていました。今の時期は、どこも冷房のにおいがしています。ダブリンには、冷房がないのです。もしかしたらあるのかもしれませんが、冷房を売っている電気屋や、冷房がついている家を見たことがありません。ダブリンに住んでいる時は、冷凍庫を使っておらず、「日本へ帰ったら、冷凍庫なしの冷蔵庫で十分かな」と思っていました。無茶。今は、扇風機とお友達です。

地味なところでは、学生制服にショックを受けました。ダブリンでも、ジャージ姿の学生集団は見かけるのですが、ワイシャツ姿の学生集団は久しぶりで、ちょっと新鮮でした。あと、ダブリンに着いた当時は、1ユーロ100円という超円高で、「物価が安い」と思っていましたが、基本的に日本の方が物価が安く、高品質です。ダブリンで安いのは、パスタとお菓子くらいではないでしょうか。他には、台所のシンクが低いですし、人ごみの平均身長も低く思えました。



★オススメ ライブ




そうそう、現地の感覚を忘れる前に、日本のアイリッシュ・パブにも行ってきました。店の雰囲気は、かなり現地に近かったです。あえて相違点を挙げるなら、

1.ギネスが薄い
2.祝日なのに客が全然いない
3.壁側に席がある
4.店内音楽がお洒落なジャズ
5.テレビに映ってるのが相撲の試合

などがあります。カウンターや店の内装、照明の暗さ、商品の値段、生演奏が聞けるライブスペースなどは、現地そのままです。ほんのりアイルランドを感じたい時に、オススメです。機会があったら、また行きたいです。今度はウィスキーを試してみようかな。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール