発表会へ向けて

この記事を執筆しているのは2021年1月で、世間はまだコロナ禍にありますが、予定では数日後にティモ・ドラム・レッスンの発表会を開いているはずです。現時点ではまだ開催を決めかねている状況ですが、予定通り開催すると仮定して、今回はミュージシャン向けに「発表会対策」について書こうと思います。

○失敗してもいい

発表会とは、ミュージシャンが自身の演奏を観客に披露する機会を指します。一般的にミュージシャンの演奏には責任が伴いますが、こと「発表会」に関しては黙認される傾向にあります。発表会に参加するミュージシャンが参加費を払うことで、「お客様」として扱われるからでしょう。ですから、失敗した演奏、つたない演奏をしても責められることはありません。仮に責められたとしても、間違ったことはしていないのですから、気にする必要はありません。自分で自分を責める方もいらっしゃるかもしれませんが、全部引っくるめて講師は生徒様の味方です。思う存分、演奏していただければと思います。

○観客を意識する

普段のレッスンや練習と違い、発表会には観客(聴衆)がいます。楽器の演奏は自分1人でもできますが、せっかく参加費を払って「誰かに聞かせる」という権利を得ているのですから、これを使わない手はありません。普段通り無表情で譜面をにらみつけて演奏するのが悪というわけではありませんが、ぜひ観客に向けてパフォーマンスしていただければと思います。「見られていると思うとかえって緊張する」という方もいらっしゃるかと思いますが、その緊張を楽しめるのもステージの特権です。



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○曲の初めと終わりに気をつける

少し技術的なお話をば。人前でパフォーマンスするにあたり、まず意識するべき点は「つかみ」、つまり、演奏の冒頭部分です。曲の初めを成功させることで「このミュージシャンはすごい」と興味を引き付けるわけです。そしてもう1点、「しめ」、つまり、演奏の終点部分を成功させれば「やっぱりすごかった」という印象で締めくくれます。中身をおざなりにして良いわけではありませんが、観客の心に残る部分を特に意識して成功させれば立派なパフォーマーと言えるでしょう。

本番を楽しみにしております。ぐふふ

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