昇竜拳が出せないし、ブレーキが踏めない

昇竜拳」とは、カプコンの格闘ゲーム「ストリートファイターシリーズ」に登場するキャラクター、リュウの必殺技の1つです。アッパーと同時にひざ蹴りを繰り出す対空技で、格闘ゲームになくてはならない重要な必殺技ですが、この技を出すためのコマンド、通称「昇竜拳コマンド」が非常に難しいのです。キャラクターが右を向いている場合、方向キーを右、下、右下の順に入力し、パンチ・ボタンを押すのですが、全然上手くいきません。連続で何度か入力すればたまに成功しますが、一発で決められるようにならなければ実戦では使えません。

昇竜拳コマンド(右向きの場合)

しかも、困ったことに大抵の格闘ゲームで昇竜拳コマンドが対空技に採用されているのです。対空技が昇竜拳コマンドでないキャラクター(ストリートファイターならガイル)もいますが、方向キーを下に入力し、しばらくして上+パンチ(またはキック)・ボタンという、いわゆる「ため技コマンド」のキャラクターである場合がほとんどです。僕はせっかちなので、入力に時間がかかるコマンドも苦手でした。ちなみにジョイスティックだと波動拳すら出せません。人並みにできたのは『スマブラ』と『マーヴルVSカプコン』くらいです。

ジョイスティック

同じくらい苦手なのが「レース・ゲーム」でした。まず、スピードを競うゲームなのにどうしてブレーキがあるのか疑問でした。僕の価値観では「ブレーキ=停車」だったのです。うさぎとかめじゃあるまいし、停まる場面なんてないだろ、と思っていたのです。もちろん、カーブは曲がれません。コンピューターがインコースを走ると「ずるじゃん!」と憤っていましたし、友人と対戦した時も「ずるじゃん!」と憤っていました。



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そういえば、レース・ゲームの強い友人とハンディキャップ付きで勝負したことがあります。たしか『グランツーリスモ2』だったと思いますが、僕はゲーム内でもトップ・クラスの馬力を誇る『エスクード』を選び、友人はマツダか何かの平凡なスポーツ・カーを選びました。「マシンのスペックが違うのだから、これは圧勝するはず」と高をくくっていましたが、結果は3周回れず途中リタイアでした。猫に小判、豚に真珠、ティモにエスクードです。

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