教会で演奏し始めたきっかけ

僕はクリスチャンで、日曜日は教会のワーシップ・バンド(賛美隊)で定期的に演奏させてもらっています。「教会で演奏」というと、パイプオルガンを使った荘厳なクラシック調の曲や、たくさんのクワイア(聖歌隊)に囲まれたゴスペル調の曲を連想されるかもしれませんが、僕が演奏しているのは普通のポップス、ロック調の曲です。興味のある方はYouTubeで「ワーシップソング」と検索してみてください。

○はじまりは15年前

ワーシップ・バンドでのキャリアが始まったのは僕が高校生のころ、今からちょうど15年前のクリスマスで、高校の先輩に「クリスマス礼拝で演奏してほしい」と依頼されたのがきっかけでした。当時の僕はまだノンクリスチャンでしたし、ドラムの腕も大したことがなかったのに、どうして白羽の矢が立ったのかよくわかっていません。はじめはクリスマス礼拝だけのつもりが、「今度はイースター礼拝(4月)ね」と頼まれ、気づいた時にはレギュラー・メンバーとして毎週ステージに立っていました。

○ワーシップ・バンドで得たもの

僕としては、定期的に、しかも無料で演奏の経験が積めるのは願ってもないことでした。ワーシップ・バンドは普通のバンドと違って大所帯なので、「いかにわかりやすいフレーズを叩いて展開をリードするか」という技術が求められました。技術面だけでなく、精神面でも鍛えられました。僕が今なおドラマーとして活動していられるのも、この時期に「音楽を続ける理由」を見つけられたからです(参考『櫻井は何のために楽器を演奏してきたのか』)。



★オススメ ライブ




今は大阪の教会で、ドラムだけでなくギターとベースも弾かせてもらっています。はじめは「アコギでコード弾きできたらええな」くらいに思っていたのですが、がっつりリード・ギターを任されることもあるので、死に物狂いで練習しています。今後も心技を鍛え、引退するまでの間、少しでも教会の役に立てれば、と願っています。

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