僕が使っているスネアはちょっと変わっていて、口径は14インチと一般的ですが、深さが7.25インチとかなりの深胴です。それだけなら「大きいスネア」で済むのですが、「全面当たり（スナッピー）」という特殊な仕様になっているせいで、スネアの口径よりもスナッピーがはみ出しています。
この全面当たりのおかげでスナッピーの反応が速くなり、音の立ち上がりが格段に良くなるため、音は100点満点なのですが、「対応するケースがない」という問題に見舞われます。というのも、多くのスネアケースは円筒形で、シェル（胴体）にフィットするように作られているため、全面当たりのスネアは入らないのです。
立方体のケースであれば角にスペースがあるので入るのですが、強度の問題があるのか、立方体のケースはハードタイプしかありません。また、ハードタイプのスネアケースは深さ6.5インチまでしか対応していないため、タム（またはフロアタム）用の大きなハードケースを使わなければなりません。こうなると持ち歩きが大変不便になってしまいます。
★オススメ ライブ
立方体で、それなりにサイズがあって、持ち歩きしやすい軽い素材で、できればバックパックタイプ（背負えるケース）はないかなあ、とずっと探していました。まさかそんな都合の良いものはないだろう、と思っていたのですが、上記の条件を満たし、かつ値段も安いケースが見つかったのです。それがこちら。
某有名デリバリーバッグです。このケースをどのように手に入れ活用しているか、次回に続きます。
