二足のわらじのミュージシャン

一番有名なのはX JAPANのYOSHIKIでしょうか。ピアノとドラム、2つの楽器を習熟している彼のように、複数の楽器に精通したミュージシャンがいます。ジャズ・ミュージシャンのホルヘ・ロッシは、バークリー音楽大学でトランペットを専攻し、ブラッド・メルドー・トリオのドラマーとして活躍、現在はピアニストヴィブラフォニストとしてソロ活動しているケンタウロスみたいなミュージシャンです。

僕の知り合いに、元ドラマーのベーシストがいます。今はドラマーの活動はしていないようですが、ドラム講師の僕よりも実力があるので、実質プロと言って差し支えないでしょう。専門学校時代の友人の1人はピアノとドラムの両方をたしなんでいて、どちらを専攻するか悩んだ挙句、ピアノを選んでいました。たまにビッグバンドのトラ(代理)でドラムを叩いたりしているらしいので、これも相当に実力者です。なお、ピアノを選んだ決め手は「ドラムの個人練習は退屈で続けられないと思ったから」だそうです。

逆に、「ドラムの方が面白いから」という理由でトランペットからドラムに転向したミュージシャンもいます。トランペットの演奏歴は8年にもなり、軍の音楽隊で演奏していたそうです。僕自身、ギタリストでありながらドラム講師をしているミュージシャンですが、残念ながらギタリストとしては結果を残していない、かつ未熟ゆえに「二足のわらじのミュージシャン」とは今のところ言えません。



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こうしてみると、ドラム+他の楽器で二足のわらじを履いている人が多いことがわかります。世界一簡単な楽器ですから、習得しやすいのでしょう。現代の音楽業界は、1つの楽器を極めるプロフェッショナルより、複数の楽器を使いこなせるマルチ・プレイヤーの需要が高まっています。手始めに、ドラムを習ってみてはいかがでしょうか

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