ドラム講師業に役立つ7つ道具【PCソフト編】

前回の【スマホアプリ編】に続き、今回はパソコンで使っているソフトについてです。

◯その3 楽譜作成ソフト

レッスンで使う楽曲や練習用のフレーズを譜面に起こす際に用いています。僕が事務作業中に最も相対している、相棒とも言える存在です。

具体的な流れは、まず紙とペンを使って手書きでコピーします。書いた自分が内容を把握できれば良いので、丁寧さよりもスピードを重視しています。速記して書き終えたメモを参考にパソコンへ打ち込み、PDFに変換、印刷しています。

一時期はメモを使わずに直接パソコンに打ち込んでいましたが、手書きの方が圧倒的に速くコピーできますし、打ち込み中は耳とiPhoneが空くので、ラジオや音楽を流しながら作業ができます。手書きを清書するよりも綺麗に仕上がるのは言うまでもありません。似たようなフレーズにはコピー+ペーストが使えますし、譜面が間違っていた時の修正も容易いです。データ化しているため、持ち運びにも便利で、バックアップも楽です。

楽譜作成ソフトというと通常は1万円から2万円、高いものだと8万円以上しますが、僕が使っているのは『MuseScore』というフリーソフトです。大学時代からずっと愛用していますが、有料のソフトを買う理由が見つからないくらい安定しています。バージョンアップして『MuseScore2』になってからはさらに打ち込みやすくなり、作業能率がすこぶる上がりました。



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◯その4 音源編集ソフト

レッスンで使う楽曲は、ドラムが入るまでの前奏が長かったり、音量が小さかったりすることがあります。これらの問題を解決するために、前奏をカットしたり、音量を増幅させたりするのが「音源編集ソフト」です。これを使えばレッスン時の操作が円滑になりますし、ドラムから始まる楽曲の前にメトロノームを入れる、なんてこともできます。

僕が使っているのは『Audacity』というフリーソフトです。これもMuseScoreと同じく、無料でダウンロードできます。僕はこのソフトを海外留学中に講師に教えてもらいました。世界的に有名なフリーソフトと言えます。もちろん、日本語にも対応しているので操作に迷うことはありません。

次回に続く。

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