前回(『チェンジ・アップ【基礎編】』)は、1から5まであるチェンジ・アップをすべて「シングル・ストローク(左右交互)」で叩きました。各音符がどういったキャラクターを持っているか、ある程度理解したら別の叩き方に挑戦してみましょう。
◯ダブル・ストローク(片手2打)
3連符、5連符、7連符などの奇数連符は少々複雑ですが、
右手1打目スタート
右手2打目スタート
左手1打目スタート
左手2打目スタート
以上4つの組み合わせであるため、1小節で解決(1巡)します。2拍3連、2拍5連、2拍7連などの2拍連符は、その倍の2小節で解決します。
◯シングル・パラディドル
「シングル・パラディドル」は「ルーディメンツ」と呼ばれるドラムの基礎運動の1つで、シングル・ストローク(パラ)+ダブル・ストローク(ディドル)で構成されています。
このシングル・パラディドルを使ってチェンジ・アップを叩きます。動画では手順がわかりやすいように「右手パラ1打目」をフロアタム、「左手パラ1打目」をハイタムにして演奏しています。
★オススメ ライブ
奇数連符の場合は、
右手パラ1打目スタート
左手パラ2打目スタート
右手ディドル1打目スタート
右手ディドル2打目スタート
左手パラ1打目スタート
右手パラ2打目スタート
左手ディドル1打目スタート
左手ディドル2打目スタート
以上8つの組み合わせであるため、2小節で解決します。2拍連符が倍の4小節で解決するため、チェンジ・アップ3以降は4小節ごとに音符を変える必要があります。
このチェンジ・アップとメトロノーム・トレーニング(参考『メトロノーム・トレーニング』)さえしていれば、誰でもプロになれるでしょう。
今回のPDFはこちら。