アニメも原作も見たことがないので、実際にいたら大変申し訳ないのですが、僕が記憶している限り、『セーラームーン』に出てくる「セーラー服を着た戦う人ら（セーラー戦士？）」が自身に名を冠している天体は、基本的に太陽系惑星で、主人公のセーラームーンだけが唯一の衛星（月）だったと思います。そもそもどうして太陽系惑星の名を冠しているのか謎ですが、「月」という前例があるなら、木星の衛星である「ガニメデ」の名を冠した「セーラーガニメデ」がいてもおかしくないような気がします。
これもうろ覚えですが、木星の子は身長が高かった記憶があります。たぶん、木星が太陽系最大の惑星だからそれにあやかっているのでしょう。つまり、その天体に合わせたキャラ付けをされている可能性が高いわけです。金星の子がどんな子かは知りませんが、太陽系で唯一自転の向きが逆なので、反抗的でプライドの高い人物なのではないでしょうか。そう考えると水星の子の「頭良いキャラ」は意味が分かりません。
それはさておき、ガニメデはいわゆる「ガリレオ衛星」の1つで、他の3つ（イオ、エウロパ、カリスト）とのバーターで「ガリレオ四姉妹」みたいなキャラ立ちが見込めます。ガニメデの名の由来となったギリシャ神話のガニュメデスはトロイア国の王子ですが、ユピテル（ジュピターの由来）もマルス（マーズの由来）もメルクリウス（マーキュリーの由来）も男性神なので、大した問題ではないでしょう。四姉妹の中でも長身で、宝塚の男役のようなイケメンに見える美少女キャラ、なんてどうでしょう。あれ、すでにそういう子いた気がする。
衛星といえば火星の衛星「フォボス」と「ダイモス」なんて絶対に双子キャラでしょう。絶対に良いキャラになると思いますが、前者が「狼狽」、後者が「恐怖」という意味なので、間違いなく敵側に寝返ることでしょう。あと、木星の衛星は先に挙げたガリレオ衛星の他に80ほどいるので、全員セーラー戦士になったら敵組織もあっという間に壊滅でしょう。「S/2003 J 23に代わって、おしおきよ！」というセーラーS/2003 J 23が大活躍します。
