スーパーマリオワールド

任天堂の人気ゲーム「マリオ・シリーズ」の1つで、1990年に発売されたスーパーファミコン(以下スーファミ)と合わせてリリースされた、アクション・ゲームです。プレイヤーは、主人公のマリオを操作します。ジャンプで落とし穴を回避したり、敵を踏みつけて倒したり、頭上のブロックを破壊したりして、画面左から右へ、あるいは、右から左へと進んでいきます。いわゆる、「横スクロールアクションゲーム」と呼ばれるジャンルです。マリオ・シリーズの中でも、特に人気のある作品が、この『スーパーマリオワールド(以下マリオワールド)』で、25年経った今なお、ハードを変え、世界中で愛されているソフトとなりました。

僕が幼稚園~小学校低学年の時は、スーファミがブームの真っ最中でした。スーファミを所持している友人が非常に多く、同時に、マリオワールドを所持していることも、珍しくありません。そのころの僕は、スーファミを持っていなかったため、友人宅へ遊びに行った際に、何度かプレイさせてもらいました。ゲームボーイの『スーパーマリオランド』はプレイしていましたが、ゲームボーイと違い、セーブができるのは画期的だ、と感動しました。

ちなみに、僕が初めて所持したTVゲームハードは、セガサターン(黒)です。周りがスーファミのマリオシリーズや、プレイステーション(以下プレステ)の『クラッシュバンディクー』や『ファイナルファンタジー』にハマっているころ、『スペースハリアー』や『デビルサマナー』で遊んでいました。

ゲームは昔から好きなのですが、不器用なのは、相変わらずです。ことアクション・ゲームに関しては、大の不得意でした。横スクロールアクションゲームで、初めてエンディングまでいったのは、たぶん、『星のカービィ2』か、『スーパーマリオランド2 6つの金貨』でしょう。どちらのゲームも、セーブ機能が付いていたからです。セーブ機能のない『スーパーマリオランド』は、クリアしたことがありません。攻略本を読んで攻略法を学んでも、実践できるスキルがなく、また、攻略本を読むとクリアした気になっていました。なお、今は、YouTubeのゲーム動画で満足しています。



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僕が社会人になった時、バンド練習に使っていた音楽スタジオのロビーに、スーファミとマリオワールドが置いてありました。僕以外のメンバーが全員喫煙者で、彼らが煙草を吸っている間の、だいたい、1日10分か20分くらいプレイし続けていたと思います。はじめは、メンバーから「お前、本当に不器用だな」と言われ、自分でも笑ってしまうほど下手でした。それでも、こつこつとステージを進めていき、1年ほど続けたところ、最終ステージまでたどり着けたのです。

「もうすぐクリアできる」と、次にスタジオ練習に入った時には、ソフトが紛失していました。「データが消える」ならまだしも、ソフト自体が消えてしまったのです。もう、どうしようもありませんでした。このように、努力を続けても、どうにもならないことは起こり得ます

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