サンタクロースの正体

毎年クリスマスに子どもたちへのプレゼントを配り回る人物のことです。全世界の子どもたちに無償でプレゼントを配っていることから、相当の資産を持った人物であることがうかがえます。また、住居に侵入しても罪に問われない超法規的措置がなされていることや、一晩でプレゼントを配るマンパワーを持っていることから、「サンタクロースは国家である」と言っても過言ではありません。

ここまで力を持っていると政治に利用されそうなものですが、サンタクロースは「子どもたちにプレゼントを提供する」という主義を貫き通しています。子どもたちは喜びますし、企業としても商品が売れるので儲けになります。問題は「資金をどうやって捻出するか」ですが、サンタクロースの考え方に賛同する人々が寄付や投資をしているのでしょう。

僕が幼稚園児のころ、幼稚園にサンタクロースが来たことがあります。どうやら保護者の会がオファーをかけたそうです。サンタクロースは日本語が喋れないようで、会話する時は保護者に耳打ちして通訳してもらっていました。僕は「トナカイを見せて」と頼んだのですが、「近くの公民館にとめてあって連れて来られない」と断られたのを覚えています。その後、記念品をもらって握手をしてもらいました。大きな手でした。



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専門学校へ通っていたころは新聞奨学生をしていたため、クリスマスの日はサンタクロースと一緒に朝刊を配っていました。「一緒に」と言っても相手は空を飛ぶソリに乗ってプレゼントを配っているので、50ccのカブでは到底敵いません。路面が凍っていてもお構いなしです。ついでに僕の朝刊も配って欲しかったのですが、全世帯が新聞を取っているわけではありませんし、個人情報だから順路帳も渡せません。

すべての子どもたちと新聞配達員に祝福がありますように。メリー・クリスマス。

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