オレンジ

三原色の赤と黄が混ざった色で、食べると美味しい名前ランキングナンバー2(ナンバー1は桃)。名前の元となった果実は、日本でいうところの「みかん」に相当するフルーツですが、厳密には別物だそうです。「手で剥けるのがみかん、剥けないのがオレンジ」と僕は定義しています。日本語では「だいだい色」とか「やまぶき色」と訳されることが多く、「みかん色」とはあまり言いません。「やまぶき(山吹)」は花の名前か何かだったと思いますが、「だいだい(橙)」はよく知りません。明かりを灯すランタンみたいなものでしょうか。

いわゆる「虹の7色」の1つで、赤に次いで2番目に光の波長が長い色です。暖色であり、活発なイメージを与えるため、幼馴染のツンデレキャラの髪色に選ばれやすい色です。「遠くからでも見つかりやすいように」という狙いで牛丼屋の看板にも起用されやすいです。関東なら中央線、関西なら環状線の色です。また、「エルメス」のシンボル・カラーとしても有名です。知り合いが「ティファニー・ブルー」のギターをオーダーメイドしていたので、僕もいずれ「エルメス・オレンジ」のギターをオーダーメイドするかもしれません。

みかんといったら愛媛県」というイメージが強いですが、関西では「和歌山県」という意見も多いです。調べてみたところ、「温州みかん(手で剥けるやつ)」の収穫量は和歌山県が全国1位ですが、その他もろもろの柑橘類を合わせると愛媛県に軍配が上がるそうです。非関西圏では「和歌山県ってどこ?」と首をかしげる人も多いでしょう。しかし、「愛媛県ってどこ?」という人も一定数いるような気がします。中には愛知県と混同している人もいるのではないでしょうか(参考『名古屋府』)。



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オレンジと聞いて「夕焼け」と連想する人は多数いますが、「朝焼け」と答える人はごくわずかです。1日の始まりよりも、1日の終わりの方がノスタルジィにひたれて印象に残るのかもしれません。ちなみに、『櫻井ティモの侍タイムズ』の配色はアイルランドの国旗を参考にしており、緑を基調とした上でセカンド・カラーにオレンジを選んでいます。たしか、緑はカトリック、オレンジはプロテスタント、真ん中の白は平和を表していたと思います。

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