アイルランドのパブで歌われている音楽

アイルランドでは日本のコンビニよろしく、あちこちでパブを目にします。パブなので大半の人はお酒を飲んでいるのですが、家族連れもいますし、何も注文せずにくつろいでいる人もいます。大学の敷地内に複数のパブが設置されているほどです。「屋根のある公園」と言ったところでしょうか。アイルランドにとって欠かせない文化の1つと言えます。

パブでもう1つ欠かせないのが、音楽です。どこのパブにも、ミュージシャンが演奏できるステージやスペースが用意されています。また、アイルランドでよく演奏されている「アイルランド伝統音楽」は、アコースティック・ギターやバンジョー、フィドル(バイオリン)など、アンプを使わない小型の楽器を用いるため、座席が敷き詰められている小さなパブでも演奏できるのです。

ステージではポピュラー音楽を演奏していることが多いです。U2やヴァン・モリスンといったアイリッシュ・ミュージシャンの曲が歌われているかと思いきや、ビートルズやオアシス、コールドプレイといったブリティッシュ・バンドの曲がよく歌われています。ただ、ステージが狭いため、ドラム・セットが用いられることはほとんどありません。あってもスネア+シンバル1枚だったり、小型のタムをバス・ドラムに模したりするくらいです。



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他にも、「ダブリナーズ」というアイルランドのフォーク・バンドの曲が必ずと言っていいほど歌われます。アイリッシュ・バンドの古典と呼べる存在で、大半の曲がお酒について歌っています。ごりごりのアイルランド訛りの英語を使っているため、語学学校で取り上げられることもしばしばあります。アイルランド旅行前に覚えておけば、パブで盛り上がること請け合いです。「覚えられるかな」と不安になる必要はありません。みんなサビしか歌えないので安心しましょう。

◯The Wild Rover

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