​ リズム感ってどうやって養うの?

リズム感とはリズムに合わせて踊ったり、演奏したりする能力のこと。運動神経の一種と言えます。ごくまれに生徒様から「ティモさんはリズム感が良い」みたいなことを言われるのですが、僕は運動が苦手ですし、リズム感も良い方ではありません。「どうやったらリズム感が良くなりますか」という質問にも、「ね!」と答えていました。もう少し真面目に考えねば、という焦燥に駆られ、こうして筆を執っている次第であります。

試しに「リズム感を養う方法」で検索したところ、「ドラマーになる」と出てきました。まるで「ドラムを演奏したらリズム感が良くなる」みたいな書き方です。他にも「ウラ拍を感じる」「メトロノームを使って練習する」などがありました。たしかに、基本です。しかし、これらの基礎練習はスポーツで言えば準備体操みたいなもので、運動神経(リズム感)の向上に繋がるかと言えばそうとも言えません。

一番効果があるのは、リズム感の良い人と一緒に演奏することです。自分とのが感じ取れれば、後はそのギャップを埋めるだけです。相手は同じ楽器でなくてもいいですし、ジャム・セッションのような即興的なものでも構いません。演奏後にアドバイスを求めるのもいいでしょう。「良かったですよ」や「そんなアドバイスだなんて」と具体性に欠けていたり、うやむやにされたりしたら「ああ、自分はまだまだ なのだな」と思って良いでしょう。



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最も身近なリズム感の良い人は、音源の中にいます。全盛期のチャーリー・パーカーバド・パウエルとセッションするのです。アドバイスは求められないですが、盗むことはできます。もちろん、これだけでは「音源に合わせるリズム感」なので、実践するためには応用が必要です。イメージ・トレーニングのようなものでしょうか。

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